KineticJSを使ってHTML5 Full Canvasのアプリを作る: 「慣性スクロール」編

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RSS Pipesの補完機能としてのRSSリーダーを、HTML5 Canvasのみを使ってどこまでスマホアプリが作れるのか挑戦中です。

まだ、スクロールの処理を実装しています。KineticJSでできるだけ簡単にやろうと考えて、ドラッグ&ドロップのイベントをつかってやりました。

スマホで使うには、やはり慣性スクロールが重要です。正しい呼び方は知りませんが、あの指を離してもしばらくスクロールしているあれです。

まじめに物理シミュレーションをしようかとも思ったのですが、使いやすければいいだろうということで感覚的にパラメータ調整しました。KineticJSではここらあたりが限界でしょうか。

ちなみに、iPhoneの複数のアプリでスクロール操作を試してみましたが、アプリによって挙動が違うことに気づきました。例えば、Safariではスクロールが止まるのが早いですが、Twitterではしばらくスクロールしています。今まであまり意識していなかったので気づかなかったです。

あと、スクロール途中にタッチして止めることが相当重要だとうことを再認識しました。

コードは少し長くなってしまったので載せません。あまり特記するポイントはないです。バウンスするところと組み合わせるのがすこしやっかいでした。

全コードはこちらです。

https://github.com/dai-shi/canvas-rss-reader/

実行サンプルはこちらから。

http://canvas-rss-reader.herokuapp.com/

うまくいったらライブラリ化したいと思いつつも、今は決めうちのコードになっています。