KineticJSを使ってHTML5 Full Canvasのアプリを作る: 「バウンススクロール」編

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RSS Pipesの補完機能としてのRSSリーダーを、HTML5 Canvasのみを使ってどこまでスマホアプリが作れるのか挑戦中です。

今回は、スクロール時のバウンスに挑戦です。スクロールの端で戻るやつです。

米特許商標局、アップルのバウンススクロール特許は無効と予備的判断。対サムスンでも争点

こんなニュースになっているやつです。

さて、KineticJSにはTweenという機能があって、スムーズな動きが簡単に表現できます。ちなみに、Tweenというのは、

http://en.wikipedia.org/wiki/Inbetweening

のことのようですね。 例によって、 KineticJSのチュートリアル を見ながらやったのですが、一つはまったことがあります。

最初にどのドキュメントをみたのか定かではありませんが、今日までKineticJSのv4.4.2を使ってました。しかし、このバージョンではチュートリアル通りのコードを実行するとエラーになります。最新のv4.5.2を使ったら解決しました。

コードはこんな簡単に書けてしまいました。すごいお手軽。

layer.on('dragend', function() {
  var pos = layer.getPosition();
  var newY;
  if (pos.y > 0) {
    newY = 0;
  } else if (pos.y < -layerHeight + stage.getHeight()) {
    newY = -layerHeight + stage.getHeight();
  } else {
    return;
  }
  var tween = new Kinetic.Tween({
    node: layer,
    easing: Kinetic.Easings.StrongEaseOut,
    duration: 0.3,
    y: newY
  });
  tween.play();
});

今回も、実行結果はスクリーンショットでは見せられないので、下記からどうぞ。アニメーション系はスクリーンショットは使えませんね。動画にするのは手間がかかりすぎる気がします。

http://canvas-rss-reader.herokuapp.com/

全コードはこちらです。

https://github.com/dai-shi/canvas-rss-reader/tree/adfe56808e98da9936c690b85bd169aabca4bb13

コミットの日付を見れば分かるでしょうということで、次回からはコミット指定のURLの記載は省略します。